不動産キャリアパーソンって何?

三月も終盤に入り、はや今年の四半期が過ぎようとしています。不動産の賃貸業界は今が一番忙しくて、私も一部屋空室があったので、リフォームと客付けでとにかく忙しかったのですが、なんとか申込みが入ってよかったです。

ところで、タイトルの件ですが、不動産キャリアパーソンというのは全宅連が主催している登録制度で試験に合格すると合格証とともに「不動産キャリアパーソン」という肩書を名乗ることができます。受験資格は宅建と同じで特に制限がありません。試験は宅建に比べればかなり易しいですが、なんの知識もない方が合格できるほど易しくありません。試験内容は宅建の内容に実務のノウハウを追加した感じです。受験を申し込めば、分厚いテキストとWEB講座のパスワードが届きます。受験を申し込んでから一年以内に受験する必要があり、私は六月に申しこんで、しばらくは、全宅連の行事や、賃貸関係の仕事で忙しかったので、結局翌年2月に受験してきました。試験は、前評判通り、テキストとWEB講座を一通り勉強しておけば、合格できるレベルでした。私は40問中39問正解で1問間違えたのですが、パソコンでの入力試験で、宅建のように問題用紙を持ち帰ることができない方法なので、どの問題を間違えたのか確認できなかったです。パソコン試験なので、結果は瞬時にわかり、合格の通知が全宅連にも届いて

上の画像のような認定証書が後日届きます。サラリーマンの間はあまり表彰とか認定書とかもらったことないので、結構うれしかったです(サラリーマン時代にもらった賞状といえば勤続20年と退職したときの感謝状ぐらいですね)。

不動産キャリアパーソンに認定されたからといって独占業務があるわけではないにので、特にメリットはないのですが、私のように未経験の者が不動産業者を開業したときは役に立つ内容だったと思います。特に動画で客付けから決済までのドラマ仕立ての教材は、テキストで見ただけよりは実際の業務をイメージしやすかったです。

この不動産キャリアパーソンは合格して登録されたら終了ではなくて、毎朝メールで宅建の問題が送られてきます。これが、知識を定着させるのに結構役立っています。

宅建を毎年受験しているがなかなかモチベーションがあがらず合格できない人は、この試験を受験して合格できると宅建受験のモチベーションもあがるかもしれませんね。

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