前回は不動産投資において滞納が避けるべきリスクとお伝えしました。今回はそのリスクを数値化することについてお伝えします。不動産投資は経営能力も必要で、物件を購入するためのＯＵＴＰＵＴ、家賃のＩＮＰＵＴのバランスの良い設定は経営能力が必要です。つまり、適正な家賃相場に見合った物件を買う必要があり、高すぎる物件を購入すると投資回収に時間がかかり、家賃を安くしすぎても投資回収に時間がかかります。では経営能力はどうやって身につけるのかというとこれは、経験が重要と思います。ある程度は教科書で学べますが、不動産は同じものが二つとないように補正が必要になってきます。さきほどの物件価格と家賃のバランスを利回り（家賃一年分÷物件価格）といいますが、私はいままでの経験で実質利回りで7から8％ぐらいだと、収益を確保しつつ、入居者様も比較的長くすんでいただけます。
※実質利回り＝（家賃から維持管理費を引いた年間実質現金収入÷諸費用込みの物件購入価格）
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